過去の月例会

2024

第1回(オンライン)
◆日時:4月27日(土)午後4時〜5時半頃
◆題目:現役中学校教員が通信制大学院で博士課程まで学んでみた
〜学位論文と査読論文への挑戦〜
◆講師:宮﨑 太樹(日野第一中学校)
◆内容:公立中学校に勤務しつつ、子育てや部活動もしながら、通信制の大学院で5年間学びました。現場での勤務や学会の研修とは違った視点で学ぶことができました。また、論文を執筆する時には様々な作法があり、なんとか査読を通過して掲載されたものもあるので、自分なりのコツを紹介します。

第2回(オンライン)*中止
◆日時:6月1日(土)午後3時半~5時半
◆題目:今からできる学習指導要領改訂のポイント復習と観点別学習評価の手法
◆講師:亀谷みゆき(朝日大学)
◆内容:小学校から高等学校まで新しい教育課程となりました。英語教育については何が変わり、それにどう対応したらよいのでしょうか。英語教育における小中高等学校の連携を考えながら、進化する授業づくりと評価の工夫について、一緒に考えてみませんか。特に観点別評価の手法について深めたいと考えています。

第3回(オンライン)
◆日時:6月22日(土)午後4時〜5時半
◆題目:「深い学び」につながる日々の指導
◆講師:山﨑寛己(新潟市立下山中学校)
◆内容:「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指すことが指導要領で謳われて7年が経ちます。はじめは「?」ばかり浮かんだ現場でしたが、徐々に「主体的」な学び、「対話的」な学びは実践例が蓄積されてきたように感じます。一方で、「深い学び」はどうでしょうか。どのように見方・考え方を働かせれば、「深い学び」の実現ができるのか。そもそも「深い学び」とは何なのか。そのための日々の指導はどのようなものなのか。公立中学校における各学年での実践例をご紹介しながら、皆さんと考えを深めたいと思います。

第4回(オンライン)
◆日時:7月13日(土)午後4時~5時半
◆題目:英語教師のための生成AI活用ガイド
◆講師:南部久貴(滋賀県立伊吹高等学校)
◆講師より:近頃、英語教育の分野でも生成AIのさまざまな活用事例が発信されるようになってきました。今回は、最新の生成AIに関する情報を整理しつつ、具体的な事例を交えて、英語教育の分野でどのように生成AIが活用できるのかを詳しくご紹介します。まだ生成AIを使ったことがないという方もこの機会に使い始めてみませんか?

2023

第1回(オンライン)
◆日時:4月29日(土)午後3:30〜4:30頃
◆題目:英語教師のためのChatGPTのはじめのいっぽ
◆講師:岩瀬 俊介(学校法人石川高等学校・石川義塾中学校)
◆内容:このセミナーではChatGPTをまだ使ったことがないという方でもわかるように、実際にサインアップから使い方までを一緒に体験してもらう講座です。その後、英語教育での利用方法、使用時の注意点、発展的な使用法を紹介したいと思います

第2回(オンライン)
◆日時:5月28日(日)午後3:00〜4:00頃
◆題目:生成AIや機械翻訳のある時代における英作文指導
◆講師:工藤 洋路(玉川大学)


第3回(オンライン)
◆日時:6月25日(日)午後4:00〜5:30頃
◆題目:英語教師の指導力向上に必要なこと〜25年の実践を振り返って〜
◆講師:津久井 貴之(群馬大学)

第4回(オンライン)
◆日時:7月17日(月祝)午後4:00〜5:30頃
◆題目:〔知識・技能〕と〔思考・判断・表現〕をバランスよく指導する
◆講師:奥住 桂(埼玉学園大学)
◆内容:〔知識・技能〕と〔思考・判断・表現〕はそれぞれ別のアプローチで。2つの考え方を同時並行で走らせながら、生徒の英語力を少しずつレベルアップさせていくことができればよいと思います。それぞれの練習・活動のポイントを具体的な活動例をご紹介しながら解説します。

第5回(オンライン)
◆日時:7月29日(土)午後4:00〜5:30頃
◆題目:『英語授業デザインマニュアル』のエッセンスー教材研究→授業準備→授業の過程で大切にしていることー
◆講師:山岡 大基(広島大学附属中・高等学校)

第6回(オンライン)
◆日時:9月10日(日)午後3:30〜5:30頃
◆題目:英語教師がICT/AIを使いこなすために必要なこと―実践例紹介と優先項目の確認―
◆講師:柳瀬 陽介(京都大学)×岩瀬 俊介(学校法人石川高等学校)

第7回(オンライン)
◆日時:1月28日(日)午後3:00〜5:00頃
◆題目:中高でCLILってどうやるの?効果あるの?〜実践例から考えてみよう〜
◆講師:白井 龍馬(久留米工業高等専門学校)
◆講師から:国内中高におけるCLILの実践報告や効果測定も増えてきました。検定教科書を使ったCLILから、オリジナルの教材を作成して実施するCLILまで、いろんなタイプのCLILがありますね。これらのデータを整理しながら、国内の中高でCLILをやったらどんな良いことがあるか、またCLILをやるためにはどんな工夫が必要か、単なるコミュニニカティブな英語授業とCLILの違いや、CLILの弱点まで、自身の実践例も踏まえつつ、まとめて話してみたいと思います。

第8回(オンライン)
◆日時:2月24日(土)午後4:00〜5:30頃
◆題目:学習評価 ~パフォーマンステスト編~
◆講師:本多 敏幸(都留文科大学)
◆講師から:「話すこと[やり取り]」、「話すこと[発表]」、「書くこと」のパフォーマンステストを実施する際のポイントについてお話します。
いくつかの例を挙げて、パフォーマンステストの具体的なやり方(評価規準、評価の仕方、ルーブリックの作り方、留意点など)を一緒に考えましょう。

2022

第1回
◆日時:5月8日(日)10:30~12:00頃
◆題目:「新3観点を評価する方法と定期考査問題の作り方」
◆講師:本多 敏幸(九段中等教育学校・都留文科大学・文教大学)

第2回★申込受付開始★
◆日時:6月26日(日)14:00~15:00頃
◆題目:「話すこと」の指導と評価」~他技能との繋がりやICTの活用を意識した指導と評価の工夫~
◆講師:高杉 達也(筑波大学附属中学校)

第3回
◆日時:7月23日(土)16:00~17:20頃
◆題目:「新課程の教科書における言語活動の扱い方」
◆内容:教科書には様々な言語活動があります。多くの言語活動では、指示文(お題)が提示されているだけではなく、モデル文、プレ活動、アイデア出しのためのサポート(thinking toolなど)、参考表現など多くの「支援」も紙面上に示されています。こうした支援を活用しながら、どのように言語活動を実施するとよいかを考えたいと思います。
◆講師:工藤 洋路(玉川大学)

第4回
◆日時:8月14日(日)16:00~17:20頃
◆題目:「論理・表現における使用から学習を促す指導と評価の在り方と工夫」
◆講師:長沼 君主(東海大学)
◆講師から:論理・表現では産出活動における論理性が重視されていますが、高度な思考活動を想い描いているでしょうか。日常的な言語活動のやり取りにおいて、普段使いの言葉を、相手や文脈を意識して、談話の流れの中で使えるようになることも同様に大切です。文法学習先行型から言語活動先行型への学びの転換について考えます。

第5回
◆日時:9月25日(日)14:00~
◆題目:「英語コミュニケーションⅠにおける指導と評価」
◆講師:八木 孝之(新宿山吹高等学校)
◆講師から:今年度から「英語コミュニケーションⅠ」の授業が始まりました。また、今までの4観点から3観点で評価をすることになりました。このセミナーでは、「コミュニケーション英語Ⅰ」から「英語コミュニケーションⅠ」になったことで、授業で変えたことと変えなかったことや評価について私の授業をご紹介いたします。

第6回
◆日時:10月15日(土)16:00~17:20頃
◆題目:「学習を繰り返すことの意義とその方法~5ラウンドシステムの成果から~」
◆講師:西村 秀之(玉川大学)

第7回(オンライン)
◆日時:11月27日(日)16:00~17:20頃 延期させていただいておりましたが12月18日(日)16:00~17:20に実施します
◆題目:『ドンドン話して,ドンドン書き出す!「トリオ・ディスカッション」の指導と評価』
◆講師:上山 晋平(福山市立福山中・高等学校)
◆内容:「トリオ・ディスカッション」は、3人・3分間で行うポイント制のディスカッションです。たった3分間でやり取りがドンドンでき、その後の活動で、書く力もドンドン伸びます。特筆すべきは、添削を含め、教師側の授業外の負担がほぼゼロで生徒の力が伸びること。指導と評価の両面でその工夫に具体的に迫っていきましょう。

第8回(オンライン)
◆日時:12月28日(水)15:00~16:20頃まで
◆題目:「生徒の集中力を保ち、やる気にさせる授業の組み立て方」
◆講師:田口 徹
◆内容:どの世界も準備ないところに成功はありません。生徒が集中し、力をつける授業とはどのような構成が望ましいのか。指導案はどのように作ればよいのか。その内容、目的についてお話します。目新しさはありませんが英語教師の基礎・基本です。

第9回(対面)
◆日時:1月15日(日)午後1:00〜4:00(12:30受付開始)
◆題目:『話すこと』を中心とした指導実践から学ぶ
◆講師:胡子 美由紀(広島市立古田中学校)
◆会場:文教大学付属中学・高等学校(東京都品川区旗の台3-2-17 東急池上線・大井町線「旗の台」駅徒歩3分)
◆申込:不要(当日会場へ直接お越しください)
◆内容:第28回研究大会で視聴していただいた授業動画をご覧いただき、そこから胡子先生に授業実践を説明していただきます。一部ワークショップ形式となります。

第10回(オンライン)
◆日時:2月23日(木)午後4:00〜5:30頃
◆題目:スピーキング力の育成と評価で大切なこと~国研の調査、全国学テ、ESAT-Jから考える~
◆講師:久保野 雅史(神奈川大学)
◆内容:都立高校入試にスピーキングが導入され物議を醸しています。2023年度には文科省・全国学力テストでオンライン・スピーキングの実施も決定しました。国立教育政策研究所が2005年に実施した中学生スピーキング力調査の作成・分析に関わった経験を踏まえ、スピーキング力育成で大切なこと、評価者に求められることについてお話しします。

第11回(オンライン)
◆日時:3月21日(火)午後3:00〜5:30頃
◆題目:スッキリわかる学習評価ー新年度に向けた整理と理解ー
◆講師:松浦 伸和(広島大学)
◆申込:お申込みは締め切りました。(~3月19日(日))なお、事前質問を受け付けし、それに答える形で第二部は進めたいと思います。日ごろ評価に関して疑問に思っていること等、どんどんご質問ください。
◆内容:90分のご講演後、事前にいただいた参加者からの質問に答えながら対話を行う予定です。評価に関して困っていることや悩んでいることを共有しながら松浦先生にお答えいただく貴重な機会になります。事前質問は申込開始時に受付させていただきます。

2021

第1回
◆日時:4月25日(日)午後3:00~4:00頃
◆題目:「聞くこと」及び「読むこと」の領域における「知識・技能」及び「思考・判断・表現」の問題の作成方法
◆講師:本多 敏幸(千代田区立九段中等教育学校)
◆講師からのメッセージ:中学校では4月から観点別学習状況の評価がガラッと変わり、定期考査などで新しい評価方法に合った問題を作成しなければなりません。今回のセミナーでは、受容的な領域である「聞くこと」及び「読むこと」の「知識・技能」及び「思考・判断・表現」の問題のつくり方について、具体的な例を示しながら解説します。 高校の先生方にも役に立ちます。

第2回
◆日時:5月30日(日)午後3:00〜4:00頃
◆題目:「新学習指導要領でこう変わる!? 中学校英語の授業」
◆講師:中島 真紀子(筑波大学附属中学校)
◆講師からのメッセージ:今までの授業にちょっと工夫を加えるだけで,教室を『英語での実際のコミュニケーションの場』とすることができます。
今までの活動の視点をちょっと変えるだけで,場面・目的・状況を意識したものになります。知識・技能の習得はもちろん,生徒の思考・判断・表現力、
主体性を養う授業とは?!ぜひ一緒に考えてみませんか?

第3回
◆日時:6月20日(日)午後3:00〜4:00頃
◆題目:「対面授業でも、遠隔指導でも使えるICTツールを活用した
実践例〜Google Forms などのツールを使って〜」
◆講師:岩瀬 俊介(学校法人石川高等学校・石川義塾中学校)
◆講師からのメッセージ:GIGAスクール構想が突然前倒しになり、小中における一人一台端末が一気に進みました。しかしながら、どのように使うべきか、何ができるのか、で困ってしまっている
ケースが多いようです。今回は、ICT初心者の方にでも分かりやすく、Google ClassroomとGoogle Formsの2点を使用した実践を中心に、様々なICT活用法についてご紹介させていただきます。

第4回第
◆日時:7月25日(日)午後3:00〜4:30頃
◆題目:「英語ディベートを授業に活かす〜指導手順と授業導入のヒント〜」
◆講師:須田 智之(筑波大学附属駒場中・高等学校)
◆講師からのメッセージ:今回のオンライン月例会でご紹介する「即興型英語ディベート」
は、英語の授業やクラブ活動などで、多くの中学校・高等学校で取り組まれるように
なってきています。最初に授業で実践可能な英語ディベートの概要説明を行うと共に、
後半部分では、参加者の皆様にも実際にディベートを体験して頂きたいと思います。

 

第5回
◆日時:9月12日(日)午後4:00~5:00頃
◆題目:「英語授業の単元計画の作り方・実践の仕方」
◆講師:工藤 洋路(玉川大学)
◆講師からのメッセージ:新課程の英語の教科書は、分量も多くなり、扱う指導内容(語彙、文法、本文、言語活動など)も多岐に渡ります。その内容をすべてを細かく丹念に扱うことは理想かもしれませんが、一方で、単元の中でのフォーカスが定まらなくなる懸念があります。このセミナーでは、単元の計画(指導内容の抽出と評価計画の立案など)の立て方を、今年度新課程の中学校の事例を中心に扱います。

第6回
◆日時:10月10日(日)午後4:00~5:00頃
◆題目:「英語教師のための発音ワークショップ2021」
◆講師: 田中 敦英(桐朋中学校・桐朋高等学校)
◆講師からのメッセージ:児童・生徒にとってモデルとなる教師の英語発音を向上させるためのヒントと、自主練習の方法を紹介します。講座後半では、課題文を用いて「クリニック」的アドバイスも提供いたします。授業での英語音声表現を向上させたい方におすすめです。
(この講座は2020年8月のオンラインセミナーの内容をベースに、一部新しい内容を加えたものです)

 

第7回
◆日時:11月21日(日)午後5:00~6:00頃
◆題目:「教師が教材への入り口をどのように表現するか~教師と生徒の英語のやり取りを大切にした授業づくり」
◆講師:津久井 貴之(大妻中学高等学校)
◆講師からのメッセージ:領域統合型の言語活動やアウトプット重視の授業のためには、「聞くこと」や「読むこと」の言語活動の充実につながる教師の発問や生徒とのやり取りが重要だと考えて日々試行錯誤しています。教師の発問や生徒とのやり取りのポイントについて、実際に授業で用いた教材や場面を振り返りながら確認していきます。

 

第8回
◆日時:12月26日(日)午後4:00~5:00頃
◆題目:「学習者自律を促す授業指導:学習ストラテジーをどう活かすか」
◆講師:吉住 香織(神田外語大学)
◆講師からのメッセージ:普段の授業指導に学習ストラテジーの視点を取り入れることは,学習者の自律や主体的学びを促すための有効なアプローチ方法となります。本セミナーでは,授業指導に活かしたい学習ストラテジーのポイントを紹介すると共に,学習意欲も視野に入れながら,実際の授業の中で具体的にどんな指導や実践ができるか,また家庭学習に向けた支援の可能性について考えていきたいと思います。

第9回
◆日時:1月30日(日)16:00~17:00頃
◆題目:「英語で英語の新文型を導入するためのテクニック ― 6つの導入タイプ」
◆講師:金枝 岳晴(東京学芸大学附属竹早中学校)
◆講師からのメッセージ:英語を用いて英語の新文型を導入するためにはどのような方法が望ましいか,どうすれば生徒に伝わるのかを考えます。

第10回
◆日時:2月27日(日)16:00~17:00頃
◆題目:「新学習指導要領を踏まえた教材研究の視点」
◆講師:加藤 淳(東京学芸大学附属高等学校)
◆講師からのメッセージ:いよいよ4月から、高校では新しい学習指導要領下での授業が始まります。教科書も新しくなります。しかしながら、授業づくりの根幹は大きくは変わらないように思います。今回のセミナーでは、授業実践・教材研究の一例を話題として提供させていただきます。意見交換も活発に行って、みなさんで4月を楽しみに迎えましょう。

 

2020
第1回、第3回
「ZOOMを使用した英語のオンライン授業のやり方」岩瀬俊介(学校法人石川高等学校・石川義塾中学校)

第2回、第4回
「音読指導の基本」本多敏幸(千代田区立九段中等教育学校)

第5回
「生徒の英語力をどのように伸ばすことができたのか ―6年間の指導のポイント」本多敏幸(千代田区立九段中等教育学校)

第6回
「小学校の新しい学習評価について」
長沼君主(東海大学教授)
講演者から:本年度、小学校では新しい教科書での授業が始まり、新しい学習評価が導入されています。そこで、新しい学習評価について皆様と一緒に確認したいと思います。小学校の学習評価を中心としますが、考え方の基本は中学校や高等学校でも同じなので、中学校や高等学校の先生方もぜひご参加ください。

第7回
「教科書本文の扱い方~意味理解から活用へ」
工藤洋路(玉川大学)
講演者から:教科書本文はどのように扱うとよいでしょか? 本文の扱い方を考える際には、本文にはどのような役割があるのか、また、その本文を使って、理解から活用へという授業展開をどのように組み立てるか、などを考える必要があります。このセミナーでは本文へのアプローチの具体的方法を紹介したいと思います。

第8回
「英語教師のための発音クリニック」
田中敦英(桐朋中学校・桐朋高等学校)
講演者から:児童・生徒にとってモデルとなる教師の英語発音を向上させるためのヒントと、自主練習の方法を紹介します。また、講座後半では、3~4文の課題文を用いて「クリニック」的アドバイスも提供いたします。
授業での英語発音に自信を持ちたい方、ご自身の癖と対処法を知りたい方におすすめです。

第9回
「ICTの視点から英語教育を再考する」
豊嶋 正貴(文教大付属中学校・高等学校)
講演者から:コロナ禍が続く中で教育現場におけるICT化が急速に進んでいます。
ICTについての理解を深めつつ、英語教育を再考します。

第10回
「主体的・対話的で深い学びの実践方法」
伊藤 正彦(大妻多摩中学高等学校)
講演者から: 新学習指導要領にある「主体的、対話的で深い学び」を目指した取り組みを発表します。高校2、3年生の例が中心ですが、直近の中学での実践例にも少しだけ触れます。生徒が個人または協働して考え、英語で発信するための工夫をいくつかご紹介します。分散登校下の7月に行った高校3年生の発表映像を一部お見せします。

第11回

「モチベーションを引き出す4技能統合型授業」
~授業づくりで大切にしてきたこと~
津久井 貴之(大妻中学高等学校)
講師からのメッセージ:「生徒の実態把握」、「フィードバック」、「技能統合」をキーワードに、これまでの授業実践を振り返り、大切だと感じていることをお伝えします。日々の授業場面での具体的な指導・支援、失敗、課題を参加者のみなさんと共有させていただきながら、お互いに今後の授業改善の手掛かりを見つけていきましょう。

第12回
「生徒のアウトプットに繋がるteachertalkのあり方」
中島 利恵子(新島学園中学校・高等学校)
講師からのメッセージ:生徒のアウトプット力を上げるには、教師の英語を聞くことが有効な手段の一つです。語り、やり取りや音読などのベースとなるのは教師の語り(teacher talk)の力です。どのような教師の語り(teacher talk)が効果的なのかについて参加者の皆様と一緒に考えていきたいと思います。

第13回「文法指導に関する場面設定と口頭導入」
渓内 明(文京区立本郷台中学校)
講師からのメッセージ:新学習指導要領では、中学校でも「英語の授業は基本的に英語で行う」ということが明確になりました。英語による口頭導入(oral introduction)で、新出文法を使った英語を生徒にどう出会わせるのか。場面の設定、例文の提示、練習のさせ方、本文とのつながりなどについて、参加者の皆様と考えていきましょう。

第14回「生徒の英語を引き出す発問と教師の返し方の工夫」
笹生 綾子(東京都立日比谷高等学校)
講師からのメッセージ:英語を使って生徒に英語を使わせる授業を行う際に重要となる生徒とのやり取りについて実践例も交えて紹介します。生徒から英語が出てこないときや、想定と異なる返答があった際などに気をつけていることや発問づくりの際に注意していることを紹介いたします。

第15回「ReadingからSpeakingへ 中学校2年生の教科書2回転の授業」
石井 亨(東京都文京区立第十中学校)
講師からのメッセージ:新型コロナウィルスの休校期間で授業が約30時間減の予想となり、秋・冬の第2、3波の想定、再度の休校なども考え、各課のパートを1時間で指導する年間計画にした。
言語材料(文法・語い)と教科書内容理解(Reading)を中心に指導し、10月中旬に教科
書1回転目が終わった。現在、2回転目の指導では発表を重視した指導(Speaking)をし
ています。